ミロのヴィーナスルーブル美術館での場所・行き方と混雑回避ガイド

パリ観光で外せないスポットといえばルーブル美術館。その中でも「ミロのヴィーナス」は、モナ・リザと並ぶ世界的な名作として多くの人々を魅了し続けています。しかし、美術館が広大なため「どこにあるの?」「どうやってたどり着くの?」と迷う人も少なくありません。この記事では、ミロのヴィーナスを中心に、ルーブル美術館の回り方や見どころ、実用的な情報をわかりやすくご案内します。初めて訪れる方でも安心して楽しめるよう、丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

エントランスから分からない

ルーブル美術館はその規模の大きさに圧倒され、最初のエントランスで戸惑う方も多いのが事実です。ガラスのピラミッドが有名な正面入口ですが、美術館へ入るルートは複数あります。特に初訪問の方は、どの入口から入ればスムーズか迷うことがあるでしょう。

入場時にはセキュリティチェックがあり、混雑する時間帯には長蛇の列になることも。パリミュージアムパスを事前に購入されている方は、専用レーンが利用できるため、待ち時間を大幅に短縮できます。エントランス内に入ると、チケットカウンターやインフォメーションデスクが現れますが、ここでルートマップを手に入れておくのがおすすめです。

館内はDenon(デノン)翼、Sully(シュリー)翼、Richelieu(リシュリュー)翼の3つに分かれており、目的の展示室への道筋を事前に把握しておくことが大切です。エントランスから目当ての作品までの道順は一見分かりづらいので、案内表示やスタッフに確認しながら進みましょう。特に「ミロのヴィーナス」を探す際は、Sully翼の案内板を頼りに進むと迷いにくいです。

エントランスでの事前準備と注意点

ルーブル美術館のエントランスは、ピラミッド以外にもカルーセル・デュ・ルーブル(地下ショッピングモール直結)やリシュリュー通り側の入口があります。

パリミュージアムパス保持者や時間を有効活用したい方は、混雑しにくいカルーセル・デュ・ルーブル入口の利用が便利です。

荷物検査があるため、余計な手荷物は持たないようにしましょう。セキュリティ対策のため、飲み物や大きなバッグは持ち込み制限がある場合があります。

館内マップの入手と活用

エントランスを抜けたら、まず日本語の館内マップを入手しましょう。

ルーブル美術館は複雑な構造のため、移動経路がわかりづらいことが多いです。マップを活用することで、「ミロのヴィーナス」や「モナ・リザ」などの代表作へ効率よく辿り着けます。

館内にはインフォメーションデスクが複数設置されているので、分からない点があればスタッフに気軽に質問しましょう。

混雑のタイミングを避けるコツ

ルーブル美術館は年間を通して多くの観光客が訪れます。

朝一番や夕方以降は比較的混雑が緩和されているため、ゆっくりと鑑賞したい方におすすめの時間帯です。

ミロのヴィーナスをはじめとする有名作品は、日中は特に混み合うので、スケジュールに余裕を持って計画しましょう。

モナ・リザの場所

ルーブル美術館で最も有名な絵画「モナ・リザ」の所在地についてご紹介します。「モナ・リザ」はDenon(デノン)翼の2階、展示室6に展示されています。大勢の観光客が集まるため、館内には随所に案内表示があり、迷う心配は少ないでしょう。ここから「ミロのヴィーナス」へのルートも解説します。

案内表示を頼りに進もう

館内の至る所に「モナ・リザ」への矢印・サインが設置されています。

デノン翼2階へ進む際は、エスカレーターまたは階段を利用し、展示室6を目指します。途中で大型絵画や彫刻など、他の名作も楽しみながら進むことが可能です。

混雑時には「モナ・リザ」前に長い行列ができることもありますが、列の流れに沿って進めば問題ありません。

「モナ・リザ」観賞のポイント

モナ・リザは防弾ガラス越しに展示され、さらに手前にはロープが張られているため、近くでじっくり鑑賞するには少し距離があります。

写真撮影は可能ですが、フラッシュは厳禁です。

混雑を避けてゆっくり鑑賞したい方は、開館直後や閉館間際の時間帯がおすすめです。

ミロのヴィーナスへの移動ルート

モナ・リザを鑑賞した後は、「ミロのヴィーナス」があるSully(シュリー)翼1階・展示室7を目指しましょう。

デノン翼からシュリー翼へは館内の案内標識をたどることができます。

途中、ギリシャ彫刻や歴史的な展示物を見ながら移動するため、美術館の壮大さと芸術の歴史を感じることができるルートです。

サモトラケのニケは階段の踊り場

ルーブル美術館のもう一つの必見彫刻「サモトラケのニケ」は、ダリュの階段踊り場にそびえ立っています。翼を持つ女神の像として、その迫力と美しさは圧巻です。ここを通過することで、自分の現在地や階層を把握しやすくなります。

サモトラケのニケの見どころ

この彫刻は紀元前190年頃に制作されたギリシャ彫刻の傑作で、高さは3メートル以上あります。

女神ニケがサモトラケ島の海上に降り立つ瞬間を表現しており、動きのある美しいフォルムが特徴です。

階段の踊り場という開放的な空間に展示されているため、360度さまざまな角度からじっくり鑑賞できます。

館内のランドマークとして活用

サモトラケのニケは、ルーブル美術館のDenon翼2階・ダリュ階段の中央に位置しています。

この像を目印として利用することで、館内で迷った時の指標にもなります。

また、モナ・リザやミロのヴィーナスへ向かう際の通過点としても便利です。

ミロのヴィーナスとの比較と彫刻鑑賞の楽しみ方

サモトラケのニケとミロのヴィーナスは、どちらも古代ギリシャの美を象徴する名作です。

ニケが力強さと動きを表現しているのに対し、ミロのヴィーナスは静謐な美と優雅な佇まいが際立ちます。

両作品を見比べることで、古代ギリシャ彫刻の多様な魅力を体感できるでしょう。

ミロのヴィーナス(アフロディーテ)の場所

ミロのヴィーナス(アフロディーテ)は、ルーブル美術館Sully(シュリー)翼1階・展示室7に展示されています。館内でも非常に人気の高いエリアで、観光客が絶えません。ギリシャ神話の女神アフロディーテを象ったこの彫刻は、紀元前100年ごろに制作され、発見地のミロス島にちなんで「ミロのヴィーナス」と呼ばれています。

ミロのヴィーナスの特徴と美しさ

ミロのヴィーナスは、両腕が失われているにも関わらず、その優雅なポーズとバランスの取れたプロポーションが世界中の人々を魅了しています。

「30代女性の体型を表現している」という説もあり、どこか現実的で親しみやすい肉感が特徴です。

背中や腰のライン、しなやかな体のひねりなど、細部まで丁寧に彫刻されている点も見逃せません。

展示室の雰囲気と鑑賞ポイント

ミロのヴィーナスが展示されている展示室7は、他のギリシャ・ローマ時代の彫刻と並んでおり、古代の美意識や芸術の歴史を感じる空間です。

像の周囲には柵がなく、360度あらゆる角度から鑑賞できるため、写真撮影にも絶好のスポットとなっています。

混雑時には列ができることもありますが、ぜひ時間をかけてじっくりご覧ください。

ミロのヴィーナスまでのルート案内

モナ・リザやサモトラケのニケを鑑賞した後は、Sully翼1階への移動が必要です。

館内の案内板やマップを活用し、「Aphrodite(アフロディーテ)」の文字を目印に進むと迷いにくいです。

シュリー翼はモナ・リザのあるデノン翼と建物が分かれているため、連絡通路を通って移動しましょう。途中にもギリシャ・ローマ彫刻が多数展示されているので、道中も楽しめます。

ルーブル美術館の所要時間

ルーブル美術館は世界最大級の美術館で、全ての展示をじっくり回るには1週間以上かかると言われています。限られた時間で「ミロのヴィーナス」などの目玉作品を効率よく鑑賞したい方は、事前に見学ルートを決めておくことが重要です。

定番コースの所要時間目安

モナ・リザ、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナスの3大名作を中心に回る場合、所要時間は約1時間半~2時間が目安です。

館内の移動距離が長いため、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

他の作品も鑑賞する場合や混雑時には、さらに時間がかかることもありますので、余裕を持った計画を立てましょう。

パリミュージアムパスの活用

パリミュージアムパスを利用すれば、チケット購入の待ち時間を短縮でき、限られた時間内で効率よく観光できます。

日本でも事前購入が可能なので、ルーブル美術館以外の美術館や観光地も巡る予定がある方には特におすすめです。

パス保持者専用の入場口も利用できるため、混雑時期でもスムーズに入館できます。

美術館鑑賞のコツと休憩ポイント

館内はとにかく広く、階段や廊下も多いため、途中で疲れてしまうことも。

要所要所にベンチやカフェが設けられているので、休憩を挟みながら巡りましょう。

「ミロのヴィーナス」や「モナ・リザ」だけに絞った観光でも十分に満足感が得られるので、無理のないペースで回るのがポイントです。

ルーブル美術館には無料開放日もある

ルーブル美術館には、誰でも無料で入館できる特別な日があります。通常は有料ですが、「無料開放日」を上手に利用すれば、コストを抑えながらミロのヴィーナスなど世界の名作を鑑賞できます。

一般無料観覧日

毎年10月から3月までの第一日曜日は、ルーブル美術館の常設展が無料で開放されます

また、フランス革命記念日である7月14日も無料です。これらの日は多くの観光客が集まるため、非常に混雑しますが、入場料を節約したい方にはおすすめのタイミングです。

無料開放日は、通常よりも早めに到着し、入場待ちに備えるとよいでしょう。

18歳未満・26歳未満の特典

18歳未満の方は常時無料で入館可能です。

さらに、26歳未満の方は金曜日18時以降の夜間観覧が無料で利用できます(年齢を証明する身分証明書が必要)。

学生や若い旅行者にとっては、ミロのヴィーナスをはじめとする名作を気軽に楽しめる絶好のチャンスです。

無料開放日の注意点

無料の日は大変な混雑が予想されるため、入場まで長時間並ぶ場合があります。

また、人気の高い作品(モナ・リザやミロのヴィーナスなど)は特に人が集中しますので、鑑賞計画を工夫しましょう。

開館直後や閉館間際など、比較的空いている時間帯を狙うのがポイントです。

カルーセル凱旋門を抜けてチュルイリー公園へ

ルーブル美術館の観賞後は、すぐ隣に広がるチュルイリー公園へ足を延ばしてみましょう。カルーセル凱旋門を抜けると、パリらしい美しい景観が広がります。ミロのヴィーナス鑑賞後の余韻を楽しみつつ、のんびりと散策するのに最適です。

カルーセル凱旋門の魅力

ルーブル美術館の西側に位置するカルーセル凱旋門は、ナポレオン戦争の勝利を記念して建てられたものです。

本家のエトワール凱旋門よりもコンパクトながら、繊細な彫刻や鮮やかな装飾が特徴的です。

美術館と公園をつなぐランドマークとして、観光客の記念撮影スポットにもなっています。

チュルイリー公園の楽しみ方

チュルイリー公園はパリ中心部に広がる広大な緑地で、整然とした並木道や美しい花壇、池など、散策を楽しめるポイントが満載です。

ベンチでくつろいだり、ピクニックをしたり、地元のパリジャン・パリジェンヌに混じってゆったりとした時間を過ごせます。

公園内には現代彫刻や噴水などアート作品も点在しているため、美術館の余韻が続く空間です。

美術館からパリ観光のゴールデンルート

チュルイリー公園を西に抜けると、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門といったパリ観光のゴールデンルートが続いています。

ミロのヴィーナスやルーブル美術館での芸術鑑賞のあとは、ぜひこのルートを歩いてパリの街並みを満喫しましょう。

美術館と公園の組み合わせは、パリの魅力を存分に味わうおすすめのコースです。

まとめ

ミロのヴィーナスは、ルーブル美術館を訪れるなら絶対に見逃せない世界的な名作です。広大な館内で迷わず鑑賞するには、エントランスや館内マップの活用、ルートの事前確認がポイントとなります。モナ・リザやサモトラケのニケと並ぶ必見作品を効率よく巡り、パリの芸術の粋を心ゆくまで堪能しましょう。無料開放日やパリミュージアムパスの活用で、より充実した美術館体験が可能です。鑑賞後は、カルーセル凱旋門を抜けてチュルイリー公園でパリらしい時間を過ごすのもおすすめ。ミロのヴィーナスの美しさを心に刻み、素晴らしい芸術の旅をお楽しみください。